こんにちは。ノリタルミです！
35歳からアイアンマンを目指し、トライアスロンを始めました。
（詳細は↓をご覧いただけると幸いです）
とはいえ、3km走れば息が上がって限界を迎えていた私。
ロードバイクも持っていませんでしたし、いきなりトライアスロンに出場したわけではありません。
私の作戦はこうでした。
- Step① まずは走りを強化する！
- Step② その後、アクアスロン（スイム＋ラン）に挑戦する。
- Step③ ロードバイクを購入し、トライアスロンデビュー！
一歩ずつ、積み木を重ねるように成長していこうというもの。
2018年7月からアイアンマンを志し、
2019年7月、無事にトライアスロンデビューを果たしました。
トライアスロンデビューを果たすまでに辿った道程。
後編、トライアスロンへの挑戦です。
目次
Step③トライアスロンデビュー！
冬場に30kmランやフルマラソンを経てランニングを鍛え、
春に念願のロードバイクを購入し、
初夏に複数種目を体験するためにアクアスロンに出場。
そしてついに、トライアスロンへの挑戦です。
（前編、中編は↓をご覧いただけると幸いです）
思えば学生時代からの念願だったトライアスロン
大学生の頃、一度トライアスロンサークルを見学に行ったことがありました。
しかし、練習場所に行っても、待てど暮らせど誰も来ない。
しばらく待ったけれど、結局諦めて帰りました。
そして大学時代にトライアスロンをすることはありませんでした。
あれから18年。
トライアスロンをやってみたいという気持ちはいつも心のどこかにあった。
でもやらなかった。
いろいろな言い訳をつけて。
仕事が忙しい、バイクを買えない…
本当はやってみたい。でも怖い。
そうやってウジウジして経過した年月、18年。
私にとってトライアスロンは、やっとたどり着いたスタートライン。
過去の自分の思いを繋いだ、特別なことなのでした。
佐賀トライアスロンへの出場
私がデビューに選んだ大会は、「佐賀トライアスロン」でした。
佐賀トライアスロンは、swim1.0km、bike22.0km、run7.0kmのスプリントディスタンス。
この大会の特徴は、スイムがプールで行われるのです！
珍しいですね。
こうしてトライアスロンデビューへの挑戦が始まりました。
まずはスイム！
まずはプールでスイム1.0km。
アクアスロンの時と違って海じゃないから、波もなく方向も定められるから楽に泳げるだろうと甘く見ていました。
このときはまだわかっていませんでした。
プールで100人弱が一斉に泳ぐということがどういうことか…！
9コースほどある50mプールで、各コース10人弱ずつが入りました。
おおよそ事前に申告したタイムでコースは振り分けられます。
各コース10秒ずつのインターバルを取りながら順次スタート。
全員がスタートし終えた後に待っていたのは、
密集、密集、密集…！！
追い越そうとしても密集していて追い越せない。
行きの選手と折り返しの選手の波がぶつかり合い、狭いプールで逃げ場のない波が増幅してさらに高くなっていく。
揺れる、揺れる。
プールということで甘く見ていましたが、これはなかなか一筋縄ではいかないな、と気持ちを引き締めました。
（ラスト1往復の時に、プールサイドから係の人が長い棒で頭を「コンコン」してくれましたw）
そして、スイムパートを無事に通過。
トランジッションを経て、バイクに向かいます。
レースで初めてのバイク
スイムでだるくなった全身をロードバイクに乗せ、漕ぎだす。
バイクは22km。
大会の3カ月前、4月にロードバイクを買って以来、少しは練習してきました。
でもレースで乗るのはこれが初めてです。
もちろん泳いだ直後に自転車に乗るのも初めて。
新鮮な気持ちで、ロードバイクを漕ぎ続けていました。
ものすごいスピードで何台にも抜かれる。
その姿がカッコよくて、抜かれたバイクに見とれたり。
ふと、
「あぁ、俺本当にトライアスロンやってるよ」
笑いが込み上げてきた。
18年前にトライアスロンサークルに入り損ねて以来、それでもやりたいという思いと、新しい世界に踏み出せずにいる自分が同居してきた。
今日、一つ念願がかなった。
そう考えると、楽しくて仕方なくなってきたのでした。
最後はラン！
バイクを経て、最後のランパートへ。
トランジッションエリアにバイクとヘルメットを置き、走り出しました。
ランは7km。
ここで、初心者らしい誤算がふたつありました。
- バイクで足を使いすぎて、足が前に進まない！
- バイクとのスピード感が違いすぎて、自分がどの程度のスピードで走っているのか掴めない！
そして、実はもともとふくらはぎを痛めていながら無理して出場しているレースだったため、最後のランはいろんな誤算で困惑しながら体力を削られていき、本当にきつかった。
また、この日は36℃。
灼熱の空気に体力を奪われていきます。
ふくらはぎに激痛が走りながら、歩くようなペースになっても、それでも走ることはやめないと心に決め、一歩一歩足を進める。
そして、何とかゴール！！
こうして私はトライアスロンデビューを果たすことができたのでした。
トライアスロンは、楽しい。
私がトライアスロンデビューまでに辿った軌跡を綴ってきました。
「アイアンマンになる！」と決めてから一年、トライアスロンデビューを無事に果たすことができて思うこと。
トライアスロンは、楽しい。
もちろん、これからアイアンマンを目指していくには相当な練習が必要だし、ものすごく高いハードルです。
だけど、トライアスロンを始めるにはそこまでの高いハードルはなく、一度始めれば生涯ずっと楽しめるスポーツだと思うのです。
トライアスロンを始めてから、本当にいろいろないいこともありました。
個人的には、忙しい仕事バリバリ現役世代にこそ始めてほしい。
仕事にも必ず役立ちます。
（このことはまた別の機会にまとめたいと思います。）
そして何よりも、目標をもって過ごす毎日が刺激にあふれ、人生が楽しい。
トライアスロンに、人生を一段楽しくしてもらいました。
これからどんな景色が見れるのか、楽しみでしかたありません。
2020年は、多くのレースをこなす予定。
狙っているレースはこちらです↓
まだまだ先は長いアイアンマンへの道。
逆算するとまだ3合目といったところでしょうか。
一歩一歩、日々を積み上げることで必ず到達できると信じています。
これからも頑張っていきます！！
