トライアスロン、何から始めたらいい?⑦~いよいよトライアスロンに挑戦しよう!

トライアスロンをはじめよう

この記事は、

  • トライスロン初心者(トライアスロンに興味がある)
  • でも何から始めればいいかわからない!
  • ランは上達してきたよ
  • スイムも上達してきました
  • アクアスロンに挑戦しました!
  • 自転車も買ったよ!
  • 次は何したらいい?

という方に向けて書いていきます。

トライスロン初心者、何から始めたらいいか悩む方も多いことと思います。

そこで、トライアスロンデビューに向けて以下のようなStepをご提案しました。

  • Step①:まずはランを始めてみよう!
  • Step②:ランで大会に出てみよう!
  • Step③:ハーフマラソン・マラソンにチャレンジしてみよう!
  • Step④:次はスイムにチャレンジしてみよう!
  • Step⑤:アクアスロンに挑戦してみよう!
  • Step⑥:自転車を買って、バイクに挑戦しよう!
  • Step⑦:トライアスロンに挑戦しよう!

そして、これまでStep①~Step⑥までを記事にしております。

さぁ、ここまできたらいよいよです。

トライアスロンに挑戦しましょう!!

トライスロンへの挑戦!準備するものは?

ここまできたら、準備するものはある程度揃っているはずですが、トライスロンならではのものもあります。

あらためて挙げておきますね。


【スイム】

  • 水着 or トライスーツ
  • スイムキャップ
  • ゴーグル
  • 大きいタオル(バスタオル)
  • ゴーグルの曇り止め
  • ウエットスーツ

【バイク】

  • 自転車
  • ヘルメット
  • ドリンクボトル
  • シューズ(ランと兼用にするか?)
  • サイクルコンピューター

【ラン】

  • シューズ(バイクと兼用にするか?)
  • ランニングウォッチ

【トランジション】

  • ゼッケンベルト(後述します)

こう並べてみると、結構たくさんあるものです。

ちょっと補足しますと、

■「トライスーツ」とは、でスイム・バイク・ランを通してこの一着だけで完結することができる優れものですので、用意しておくと便利。オススメです。

■「ウエットスーツ」は、着用義務の大会が多いです。また、ウエットスーツを着ていると浮力が生まれ、安全面でも競技面でもメリット大です。ぜひ準備しておきましょう。

■バイクおよびランの「シューズ」については、兼用でもいいですが、バイクにはバイクのペダルに固定するビンディングシューズがあり、競技面でメリットが大きいです。その際には、トランジションのときにランニングシューズに履き替える必要があります。

■「サイクルコンピューター」は、自転車に装着する装置で、自転車のスピード・ケイデンス・時間等を表示してくれます。大会によっては装着必須ですし、自分のペース等の状況判断にも有効ですので、ぜひ購入しておきましょう。

■「ランニングウオッチ」は、ランの際にタイムを確認するために有効です。自分のペースを知り、ペース配分するために、準備しておきましょう。

■「ゼッケンベルト」とは、ゼッケンをあらかじめ着けておくためのベルトです。バイク・ランはゼッケンをつけますが、スイムの時はゼッケンは着けません。スイムから上がって、バイクに移行する際にゼッケンも着けるのですが、ゼッケンベルトにあらかじめゼッケンを着けておくと、そのベルトを腰に巻くだけですぐに走り出すことができます。トランジションのタイム短縮のために、準備しておきましょう。

いろいろと必要なものが出てきますね。

ひとつひとつ、揃えて行きましょう。

挑戦のタイミングは?

これについては、やはりアクアスロンの時と同様なのですが、

『練習時にそれぞれの種目単体で完泳・完走できるようになった時』

だと思っています。

それぞれの種目がある程度上達したら、思い切って挑戦しましょう。

「でも本番は三種目続けてやるから、もっと上達してからの方がいいんじゃないですか?」

それでもいいですが、上達するのを待っていつまでも挑戦しないのではもったいない。

多少見切り発車になったとしても、挑戦に踏み出すことをオススメします。

やってみないとわからないこともたくさんあります。

大会に出場することで、モチベーションも上がります。

思い切って、挑戦してみましょう!

トランジションの戦略を練ろう

これまで、スイム、バイク、ランの実力を上げてきて、いざトライアスロンに臨もう!というときに、一度考えてほしいことがあります。

それは、

トランジションのイメージトレーニングです。

トランジションとは、スイム→バイク、バイク→ランの競技間の移行のことです。

ここがもたつくと、大きなタイムロスとなります。

このことから、「トライアスロンの第四種目」とも言われます。

つまり、トライアスロンとは、

スイム→トランジション→バイク→トランジション→ラン

の競技だったのです!

さて、自分の持つアイテムによって、どうやってトランジションを乗り切るか?

ひとつずつ見てみましょう。

スイム→バイクのトランジション

スイムが終わったら、バイクの準備です。

全体的な流れは、

①海から上がり、トランジションエリア(バイクの置き場)まで走りながらウエットスーツのチャックを開けて上半身は脱いでおく

②トランジションエリアに着いたら、ウエットスーツを完全に脱ぎ切る

③靴を履く

④ゼッケンベルトを腰に巻く

⑤ヘルメットをかぶって走り出す

といったイメージです。

ポイントは四点です。


  • ウエットスーツは着用しているか?
  • 水着かトライスーツか?
  • 靴はランニングシューズか、バイク用ビンディングシューズか?
  • ゼッケンベルトは持っているか?

ウエットスーツは着用しているか?

着用義務の大会が多いため、おそらく着用していることと思います。

ここでのポイントは、「いかに早く脱げるか」です。

①スイムから上がったら、トランジションエリアへと走るまでの間に腕を抜く

②バイクの場所に着いたら、一気に足元まで引き下げる

③足で踏みつけながら、とにかく脱ぐ!!

水で濡れて、とにかく体に貼り付くのです。

いかに早く脱げるかをイメージトレーニングしておきましょう。

水着かトライスーツか?

トライスーツの場合、ウエットスーツを脱いだら靴を履いてヘルメットをかぶり、そのままバイクへ移行できます。

普通の水着の場合、別にそのまま走り出してもいいのですが、まぁ少し抵抗がある人もおられるかもしれません。

なので、圧倒的にトライスーツが速いので、トライスーツ着用がオススメです。

靴はランニングシューズか、バイク用ビンディングシューズか?

私がトライアスロンデビューしたときは、バイク用のビンディングシューズは準備していませんでした。

したがって、ランと兼用の靴でバイクを走りました。

それでもいいのですが、バイクをより速いタイムで走りたいならば、やはりバイク用ビンディングシューズ。

ただし、その際はバイク→ランの時に靴を履き替える必要があります。

トライアスロンの大会とかでは、あらかじめ自転車のペダルにビンディングシューズを着けておき、ウエットスーツを脱いでヘルメットをかぶったら裸足のまま自転車を引いて駆け出し、自転車に乗ってからあらかじめ着けてあるシューズを履く、という流れでトランジションを乗り切っています。

トライアスロンの大会も、たまにテレビでも放映されていますので、観戦して勉強することもオススメです。

ゼッケンベルトは持っているか?

大会では、各人にゼッケン番号が与えられます。

紙のゼッケンを、バイクとランの時は着用する必要があります。

スイムの時は、腕に番号を書きます。

うーん、かっこいいですねぇ。

ま、ふつうはこんなにきれいに書かれず、油性マジックでグリグリ書かれるだけですけどね笑

で、バイクになったら紙のゼッケンを着ける必要があるのです。

これがゼッケンベルトです。

使い方ですが、

このボタン部分にゼッケンをパチンとはさんでおき、スイム→バイクのトランジションのときにこのベルトを腰に巻けば装着完了、というものです。

一度、ゼッケンベルトなしで大会に出たときは、Tシャツにゼッケンをあらかじめつけておいて、スイムから上がったらウエットスーツを脱いで、靴を履き、Tシャツを着て、走り出しました。

別にそれでもいいのですが、やはりゼッケンベルトの方が早いです。

それにトライスーツのまま走り出した方がカッコいい!(個人的見解です)

トライスーツ+ゼッケンベルトの組み合わせがオススメです。

バイク→ランのトランジション

バイクが終わったら、ランへの移行です。

全体的な流れは、

①バイクを降りて、トランジションエリアにバイクを置く

②ヘルメットを脱いで走りだす

この時のポイントは


  • 靴はランニングシューズか、バイク用ビンディングシューズか?

ですね。

バイク用ビンディングシューズだと、そのままランに移行することはできませんので、別でランニングシューズを準備する必要があります。

スイム→バイクへのトラジションに比べれば、陸同士なので考えることも少ないです。

レース中のペース配分

トライアスロンは三種目。

スイムで全力を出し切っても、バイクまでで全力を出し切ってもいけません。

各種目である程度余力を残しながら、完走を目指すことが大事です。

個人的なイメージは、スイム・バイクは8割程度でとどめ、最後のランは気力という感じでしょうか笑

スイム・バイクですべて使い果たし、ランでずるずる後退していく方も多くいらっしゃいます。

三種目のうち、得意不得意もありますが、得意で全力を突っ込むよりも、不得意のために体力を温存しておくことも必要な気がしています。

そのペース配分も、レースで体験しながら自分でつかんでいきましょう。

これであなたもトライアスリート!

以上、7つのStepでトライアスロン挑戦を目指してきました。

これで、あなたも立派なトライアスリートです!

新しい世界が皆様の目の前に広がりましたね。

ここからは、どのような挑戦をしていくか、個人個人で違ってくると思います。

ロングディスタンスに挑戦するのか、オリンピックディスタンスでタイムへの挑戦をしていくのか、健康のために取り組んでいくのか、ダイエットのためか。

トライアスロンはスポーツによって得られるあらゆる喜びや目的を詰め込んだ競技だと思っています。

ビジネスとの共通点も多いため、現役ビジネスパーソンにもぜひ挑戦してほしいと思っています。

↓↓↓そのあたりのことはこちらにも書いています↓↓↓

どんな目的にせよ、トライアスロンはオススメです。

計画を立ててたくさんの準備を行い、自分の限界に挑む。

日々の生活に、挑戦が組み込まれていきます。

挑戦が組み込まれた日々は、これまでと同じはずの景色がまるで別物のように光り輝いて見えます。

日々の生活に張りが出て、人生により大きな豊かさを感じるようになります。

挑戦は、人生のスパイス。

その選択肢として、トライアスロンは最良の選択のひとつだと思うのです。

私もまだまだ目標に向かう途上。

みなさんと切磋琢磨しながら、自分自身の頂へ登っていきたいと思っています。

これからが勝負です。

スタートラインです。

これからも、ともに挑戦していきましょう!!