この記事は、
- ローラー台を導入して室内トレーニングしたい!でもどれを買えばいい?
- Zwiftに連携してトレーニングを楽しみたい!
という方向けです。
こんにちは!
新型コロナウイルスの影響で、巣篭る日々を送ることを強いられる日々。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
多くのスポーツ愛好家にとっては、トレーニングもままならないような状況にストレスがたまる日々が続いていることと思います。
それでも体を動かしたい。
家の中でしっかりとトレーニングできないものか?
というわけで、このタイミングで。
スマートトレーナーを導入しました!
Tacxの「Flux2 Smart」です!
しかし、いざ設置しようとしたら、苦難の連続。
私は「ダイレクトドライブ方式」(後輪を外して、フレームにローラーを直に装着するタイプ)のローラーを導入したのですが、
説明書がとにかくシンプルすぎて。
分かるかー!!
…これでわかる人おるんかなぁ。まぁ確かに私の知識不足は否めない。
設置時の私の状態は、
- スプロケットって何?
- スプロケットってどうやって着けるの?
- Zwiftって何?
- Zwiftってどうやって連携するの?
というような状態でした。
ローラーを買ったはいいものの、現在のようにググれば情報にありつける時代でなければ、設置すらできずに終わっていたかもしれません…
そこで、私が苦労したことを中心に、設置の仕方をご紹介したいと思います。
目次
オススメのローラー「Flux2 Smart」【使い心地は?】
オススメするローラー台、「Flux2 Smart」ですが、
結論を申し上げます。
めっちゃいいです。
気になる騒音は、ギアチェンジの時に大きな音が鳴ること以外は、チェーンが回る音くらいしかしない。他の部屋への音漏れも、ほぼ気にならないくらいのようです(妻談)。
私はマンション暮らしなので、騒音は一番重視したポイントの一つ。
「Flux2 Smart」は、音に関しては申し分なくクリアです。
一つ難点を挙げるとすれば、少々場所をとること。
Tacxが誇る最高クラスのローラー、「neo2 Smart」は折りたたみができて収納レベルが高いようですが、「Flux2 Smart」は折りたためません。
しかもローラー本体の重量は20㎏以上。
ひょいひょい運べるようなものでもないのです。
したがって私の場合は、自転車に装着したまま出しっぱなし。
一部屋が「収納兼トレーニングルーム」と化していますw
まぁスペースという意味では、同じTacx社の「neo2 Smart」(折り畳みができる!)を持っている先輩に尋ねたところ、やはり一部屋はトレーニングルームと化しているとのことですので、部屋をまるっと使う覚悟は必要なのかもしれませんね。
部屋のスペースが取れない場合は、イチイチ収納するのに苦労するかもしれませんが、そうでなければオススメできるローラーです。
他のスマートトレーナーと比較したら値段も安いですしね!
スマートトレーナーを導入したなら、Zwiftに連携してもっと楽しみたいもの。
その接続はまた追ってご説明するとして、
さっそく設置していきましょう!
オススメのローラー「Flux2 Smart」【設置方法は?】
オススメのローラー「Flux2 Smart」、使い心地が良いことは分かりました。
さて、いざ設置していこうと思いますが、先ほども申し上げたように、
苦難の連続でした。
まず、取り付けのためにいろいろと必要なものが出てきます。
- カセットスプロケット(後輪についているギア)
- スプロケットリムーバー&スプロケット外し工具(スプロケットの着脱に必要)
- トレーニングマット
私の場合、
Flux2 Smartが届いたものの、カセットスプロケットを準備してなくて躓き。
amazonでカセットスプロケットを購入。
2日後。
カセットスプロケットが届いた!
と思ったら、取り付け工具を準備してなくて躓き。
amazonで取り付け工具を購入。
2日後。
ようやく Flux2 Smart の設置をすることができたのでした。
Flux2 Smart の購入から一週間。長かった…
皆様にはこんな思いをしてほしくありません。
Flux2 Smart と同時にすべてを購入し、その日のうちにライドを楽しんでほしいのです。
ちなみに私が購入したのは以下のものです。
・カセットスプロケット
・ スプロケットリムーバー&スプロケット外し工具
ちなみにトレーニングマットは、不要になった赤ちゃん用のジョイント・マットを代用してますw
ということで、さっそく取り付けてみましょう!
【工程①】カセットスプロケットをはめる
まず、カセットスプロケットを取り付けます。
基本的にはパッケージに入っているとおりに一枚ずつ着けて行けばいいのですが、ここでも私はトラブルに見舞われました。
ケースから取り出した途端…
あぁっ!!
手が滑った…
どういう順番かわからなくなりました…
私のスプロケットはシマノ製だったため、シマノのホームページから自分のものを探し、装着の順番を発見することができました。
製品を検索し、製品ページのところに「販売店用マニュアル」というボタンがあるので、そこを押したら順番が分かるマニュアルに行きつきました。
床にぶちまけた時には真っ白になりましたが、事なきを得ました。。
さて、ホイールのハブ部分にスプロケットをはめていくのですが、
これがなかなか入らないのです。
うまくかみ合って「スッ」と入るポイントがありますので、そのポイントを探しながら少しずつ回して合わせていきます。
で、スプロケットの順番通りに入れて、
このロックリングをねじのように回し入れて仮止めし、
とりあえず工程①終了です。
【工程②】取り付け工具でシメる
しかしこのままでは、充分にスプロケットが固定されていない状態なのです。
しっかりと固定する必要がある。
ここで登場、「スプロケットリムーバー&スプロケット外し工具」!
絶対に自転車いじり以外出番はないと確信できるこの風貌!
ここでは大活躍です。
まず、
この方を、工程①でスマートトレーナーに取り付けたスプロケットに巻き付ける感じでまとわりつかせて固定し、
この方で、グググっとスプロケットを固定していく。
という流れです。
このように装着し、
矢印の方向にグググッとおろす!
自分の体はスプロケットがある側と逆側に回り込んで、向こう側から「グググっ」とやった方がやりやすいかもしれません。
これで何回か締めていきます。
「あまり締めすぎると壊れてしまいます」という記事を見たこともありますので、限度はありますが、まぁまぁ締めていいと思います。
これで工程②終了です!
【工程③】自転車を取り付ける
そして、自転車のフレームを取り付けて行きます。
スマートトレーナーにこのようなシャフトが同包されていますので、
この場所に通していきます。
要はここに自転車を置いていくことになるのですが、これは後輪を脱着したことがある人はもうお分かりかと思います。
ガチャンと。
シャフトを締めて、フレームとスマートトレーナーを固定して、終了です!
いやー、長かった!
これで念願の、室内トレーニングの始まりです!
【結論】ローラー台『Flux2 Smart』はオススメできる!
こうして、オススメのローラー台「Flux2 Smart」の設置まで完了いたしました。
苦難の連続ながら、こうして私も無事に室内で自転車のトレーニングができる環境を整えたのでした。
この後、「Zwift」というバーチャルで世界中のサイクリスト達と走れるサービスを利用し、「Strava」という「Zwift」でのトレーニングのログを自動的に残せるアプリを導入し、より楽しいトレーニングライフを満喫することになるのですが、それは次の機会に譲りたいと思います。
はっきり言います。
スマートトレーナーの導入で、世界が変わります。
人生における楽しみがひとつ増えます。
少なくとも私はそうでした。
さて、「Flux2 Smart」のメリット・デメリットの総括です。
【メリット】
- 音が静か!チェーンを回す音しかほぼ聞こえません。
- しっかり安定していて、多少本気で漕いでも動かない!
- Zwiftと連携して、バーチャルエリアでの走行が楽しすぎる!
- モチベーションが上がりまくる!
【デメリット】
- 場所をとる。一部屋をまるっと使う覚悟を!
といったところでしょうか。
「ところで、『Zwift』って何?」
その疑問には、次回お答えして参ります。
『どんなローラー台を導入すればいいか悩んでいる』
この記事が、そんな方の一助となれれば光栄です。
ではまたお会いしましょう!!