こんにちは。ノリタルミです。
ある日ふと思い立ち、アイアンマンになるためにトライアスロンを始めた私。(詳細は『アイアンマンになるためにトライアスロンを始めブログまで書き始めた。』をご覧ください)
そう決意してからも、しばらくは根本的な問題が解決しないままでした。
それは、
ロードバイク。
アイアンマンを目指す!と意気込んでいたものの、しばらくはロードバイクを持っていなかったのです。
しかし、いつまでもロードバイクを購入しないままでは、当然一生アイアンマンにはなれない。
2019年4月。
アイアンマンを目指すと決めた2018年7月から時が経つこと9カ月。
ついにロードバイクを購入する決断!!
『どうやって選べばいいの!?』という手探りからのスタート。
同じ悩みを抱える方の参考になれば幸いです。
ということで、ロードバイクを選んだ過程をご紹介する、前編です。
目次
ロードバイクについて、何も知らない。
とはいえ、ロードバイクのメーカーすら知らない私。
私の場合、下記のような順を経ていきました。
- Step① ロードバイクのメーカーを知る
- Step② 予算を決める
- Step③ ロードバイクorトライアスロンバイクを決める
- Step④ メーカーを絞り込む
- Step⑤ 店に行って最終的に判断する
Step① ロードバイクのメーカーを知る
調べてみて初めて知ったのですが、ロードバイクのメーカーは世界中にたくさんあります。アメリカ、ヨーロッパ、アジア…しかしいろいろと調べてみると少しずつ雰囲気が違っていて、段々と絞り込まれていきました。
私の個人的な感想ですが、
- 北米のメーカーからは『アスリート性』と『ストイックさ』を
- ヨーロッパのメーカーからは『歴史』と『オシャレ』を
- アジアのメーカーからは『安心感』と『コスパのよさ』を
それぞれ感じました。
もちろん北米やアジアのメーカーもオシャレでカッコよく、
ヨーロッパやアジアのメーカーもアスリート性は高く、
北米やヨーロッパのメーカーも安心できることは分かっていますが、
あくまでも個人の感想です。
- 『ロードバイク メーカー』で検索
- メーカーの特徴や歴史を知る
- 気になったメーカーのホームページへ行き、さらに深堀り
ロードバイクのメーカーをまとめているサイトは本当にたくさんあります。
それらを眺めているだけでも飽きません。
新しい世界を知るのは、本当に楽しいですね。
私が重視したのは、そのメーカーの「ストーリー」と「こだわり」。
まずはいろんなメーカーの背景を調べ、メーカーのことを知っていきました。
この話はStep④(後編)にて詳しく触れます。
Step② 予算を決める
私の場合、ざっくりと20~30万円で考えました。
予算を決めるには、フレームの「素材」にも密接に関わることになります。
アルミ?カーボン?クロモリ?
どれがどうなのか、さっぱりわかりませんでした。
調べてみると、価格的には
アルミ<クロモリ<カーボンな印象を受けました(もちろん素材によって異なりますが、イメージとして)。
ショップの方にヒアリングしてみた
この段階で、一度トライアスロンショップを訪れました。
いろんなメーカーについて調べていたので、おおBianchi、わあSPECIALIZEDとテンションが上がっていきました。
オーナーを捕まえて最初の質問。
-メーカーによってどんな違いがあるのか?
店のオーナーに尋ねてみました。すると、
『ざっくりいうと、性能はどれも変わらないよ』
・・・え?
『どのメーカーにもグレードがあって、同じ価格帯のものはメーカー間にそんなに違いはない。あとは好みと、予算が合うかどうかだね。」
・・・なるほど。そう考えるととても気が楽になる。
次の質問。
-私の予算は20~30万円。その価格のグレードでロングディスタンスのバイクを乗り切れますか?
オーナーはにっこり笑って
『充分充分。それならカーボンで、コンポーネントもシマノ105っていうのが搭載されているやつが手に入る。グレード的には充分だよ』
おぉ・・・
これは良い情報を得た。
つまり、
- 私が目指すアイアンマン(ロングディスタンス)を走りきるためには、当初予算の20~30万円のグレードで大丈夫
- その価格帯でメーカー間を比較して、性能に大きな違いはない
- あとは好み
つまり、あとは私の好みに合うメーカーを探すことだ。
Step③ ロードバイクorトライアスロンバイクを決める
ちなみにもう一つの悩みとして、
ロードバイクにするか、トライアスロンバイクにするか、
というものがありました。
トライアスロンバイクは、文字通りトライアスロンの競技に特化して設計されているバイクで、エアロ効果が高く(つまり空気抵抗が少なく)、単独で走行するのに適しているといわれています。
そして、ロードバイクよりも高価。
しかし最初からアイアンマンになることを目標にしている私は、トライアスロンバイクにも心が傾いていたのも事実。
これについても、ショップで尋ねてみました。
『トライアスロンバイクもいいけど、まずはロードバイクのほうがいい。走行性は高いけど、操作が難しい。初心者はロードバイクから始めるのがいいよ。自転車のあらゆるシーンを楽しめるのは、ロードバイクの方だろう」
なるほど。
でも、トライアスロンを走り切るにはトライアスロンバイクの方がいいのでは?
するとオーナーは笑って、
『極端な話、走り切れればどんな自転車でもいいんですよ。トライアスロンバイクだろうがロードバイクだろうが、シティサイクルだろうが。シティサイクルはキツイだろうけどねぇ。トライアスロンバイクじゃないと走り切れない、なんてことはありえない。トライアスロンの他にも自転車の楽しみはある。トライアスロンだけをやると決めているならトライアスロンバイクでもいいけれど、自転車をもっと楽しみたいならロードバイクだね。』
この話が決め手となり、私はロードバイクに絞ることにしたのでした。
メーカーを絞り込む。
こうして、
- 予算は当初の予定通り20~30万円(カーボン)
- トライアスロンバイクではなく、ロードバイク
を買う、というところまで手探りで決めた私。
いよいよメーカーを絞っていくわけですが、ここまできたらあとは好み。
どんな自転車を選んで、苦楽を共にしていくことに決めたのか。
後編で、そのあたりを具体的にお話ししたいと思います。
(→後編へ続く)