FTPって何?FTPテストをやってみた~Zwiftを使い倒す①

スマートトレーナー(ローラー)

こんにちは!

新型コロナウイルスの影響で、トライアスロンも、マラソンも、大会が中止になっていきましたね。

トレーニングも、できるだけ家でやっていこうと方向転換した方も多くいらっしゃることと思います。

私もその一人です。

そこで我が家に導入したのが「スマートトレーナー」。

自分の自転車に取り付けて負荷をかけ、走行せずにその場でペダルを漕げるような装置を「ローラー」というのですが、さらにそれをバーチャルサイクリングアプリと接続してバーチャル空間を走行できるのが「スマートトレーナー」と呼ばれるものです。

自分の自転車でやるエアロバイクのようなものですね。

これを「Zwift」というアプリを接続して、バーチャルで自転車を楽しめるというもの。

これがとても楽しいのです。

ただただローラーに乗って、景色が変わらない中、がりがりペダルを漕いでもどこか空虚で精神的に参ってきてしまいます。

でも「Zwift」があれば大丈夫。

バーチャル空間で全世界のサイクリスト達とともに走ったり、時に競い、時に自分に挑んだり。

モチベーション高くトレーニングを継続できること間違いなしです。

このZwift、本当にいろいろな機能がありまして、それを一つ一つ挑戦してみようと思うのです。

今回は、「FTPテスト」に挑戦です!

FTPって何?

そもそもFTPとは何でしょうか?

これは「Functional Threshold Power」の頭文字の略で、直訳すると「機能・閾値・パワー」となります。

ちなみに「閾値」は「動作や意味などが変化・変動する境目となる値」。

ピンときませんね。

これは、1時間の間出力し続けられる平均パワーのようなものを指す言葉で、サイクリストの持久力を図る指標の一つと言われています。

それがZwiftで測れるということですね。

まぁ、しかし、パワーがどれくらいであればすごいのか、もっと頑張らなければならないのか、数字を見てもよくわからない。

これはもう比較の世界で判断するしかない。

つまり一度やってみて、自身の実力を知り、それを超えるようにトレーニングを頑張るということ!

目標となる指標は、モチベーションアップに効果的ですもんね。

早速やってみましょう!

FTPテストの始め方は?

まず、Zwiftのトレーニングメニューに入っていきます。

すると上の図のような画面になりますので、「トレーニング」を押します。

すると上の図のような画面になります。

一番上に、FTPテストは君臨されております。

これで始めることができます!

FTPテストのメニューは?

これはもうFTPテストの最中の画面ですが、左上に表示されていますね。

メニューは、(※W:ワット、パワーの単位です)

  • ウォームアップ(20分間)
  • 140W(20秒間)
  • 170W(20秒間)
  • 200W(20秒間)
  • 140W(20秒間)
  • 170W(20秒間)
  • 200W(20秒間)
  • 140W(20秒間)
  • 170W(20秒間)
  • 200W(20秒間)
  • 90W(5分間)
  • 170W(5分間)
  • 90W(10分間)
  • FTPテスト(20分間)
  • クールダウン(10分間)

つまり、一定の負荷をかけたのちに、20分間全力で漕ぐというもの!

何という過酷さ。

ウォームアップをしながら、すでに若干怖気づいていたのでした。

FTPテスト、きつかった…

もちろんペース配分は必要ですが、この20分間全力で漕ぐというのがキツイ…

もうね、もう、ヘロヘロでしたよ。

一人で、自分を鼓舞する言葉を吐きながら、汗で水たまりができながら、

うおおおおおおぉぉぉぉ

何とか完走!!

結果、

「143W」!!

…これがどうなのか全然ピンとこないんですよね。

でもまだまだひよっこな私がそんなに良いスコアなはずもない。

きっと全然だめなのだろう。

そう思って、プロが大体どのくらいなのか調べてみると、

  • トッププロは軽く400Wを超える人のもいる
  • 日本のプロは300W代の人が多い

ということが分かりました。

なるほど、私の2~3倍ですね…すごい…

ともあれ、私の現在地はここ!!

『143』という数字を胸に刻み、更新できるよう精進するのみ!

ということで、自分の実力を客観的数字で測ることができました。

Zwiftではこんなこともできるのです。

他にもまだまだ奥が深そうなZwift。

これからしっかり使い倒していきたいと思います。

それでは!